本の紹介
はじめて読む486―32ビットコンピュータをやさしく語る
蒲地 輝尚
謎のクマしゃんの評価:★★★★★
全世界のパソコンで一番使われているCPUであるIntel x86 CPUの386以降に搭載されている32bitモードへの遷移方法、保護機能、タスク機能、ページング機能、仮想8086モードの使い方をソースコードつきで細かく解説した本。
「はじめて読む」という言葉とは違い、非常に技術的な内容が書かれている。
現在も売られている日本語の解説書としては、恐らくこの1冊しかないと思われる。
OS自作入門を読んで、実際に作ってみたくなった方にはお奨めの1冊
ソースコードについては、FD、CD等は付属していないが、出版社サイトからダウンロード可能
但し、MS-DOSがまだ使われていた時代に書かれた本であり、16bitのコンパイラおよびWindows 3.1での動作を前提としているので、そのまま試せることは期待しないほうが良い。