○良い点
・今までOSの作成方法について解説する本が少なかったので、貴重な1冊
・GUI、キーボード、マウス操作が一通りでき、プロセスの作成、メモリ保護機能を有するOSの作成方法が、1冊の本に纏っている。
・対象読者がアセンブラ、C言語の基礎が分からない中学生としているので、中学生でも読めるレベルの日本語で書かれている。
○不満な点
・分厚い。対象読者のレベルに合わせて無駄な説明が多いため、重い一冊。
・ハードウェアの扱いについて、何をやっているかという説明は書かれているが、細かいことは付属CDのソースと、Webページを参照してほしいという方針を貫いている。できれば、そのような情報は巻末に載せて欲しかった。
自分で調べる力をつけるということに意義はあると思うが、OS自作バイブルとしては活用できない。
・良くも悪くも、著者自作ツールを多用しすぎ。
・些細な事に凝り過ぎて、いくつか大切な事が抜けている。
OSの作り方について一通り解説されているので、読んだら作ってみたくなるので、作り方について知りたい人にはお勧めの1冊です。
但し、実際にまともなものを作ろうとすると、この1冊だけでは足りません。
物足りなかったら後は自分で何とかしてねという趣旨の本なので、それはそれで有りなのかも知れません。
(私も
興味がある方は読んでみてください。


